間もなく赤ちゃんが誕生するとなると,期待と不安が入り混じった気持ちになりますよね。
でも,パパになるあなたがそうならば,ママになるパートナーは出産に対する期待と不安もあるわけです。
今回は,赤ちゃんの誕生前にしておきたいことを紹介しつつ,その中で男性が担いやすい部分を挙げていこうと思います。
1.入院関連
これについては,入院するご本人である女性パートナーの方が何かと都合がよいかもしれません。
ただいきなり「これは自分のやることではない!」などと決めつけるのではなく,「自分にやれること,やってほしいことはないかな」とパートナーに寄り添い,向き合うこと何より大事だと考えます。
1-1.陣痛タクシーの登録
「陣痛タクシー」というものをご存じでしょうか? タクシー会社によっては「マタニティタクシー」など,名称はいろいろあります。
これは,自宅と出産予定の病院をあらかじめ登録しておくことにより,実際に陣痛が来た際に24時間365日,専門の研修などを受けたドライバーさんが自宅から病院まで送迎してくれるというもの。
事前の登録が必要になるのですが,この登録は妊婦さん本人でなくとも可能です。
パートナーと相談をして,必要に応じて男性が担うのもアリでしょう。
1-2.入院に必要なもの一式
正直に言うと,これについては特に入院するご本人の方が準備しやすいと思います。
ただしこれも前項と同様に,男性の独断で「これは自分がやるものではない!」というものでもないでしょう。
体への負担が大きくなりがちなパートナーに代わって必要なものの買い出しを担当するなど,男性が一役買える場面もあるはずですから積極的にパートナーと相談してみてください。
2.赤ちゃんのために
2-1.ベビーベッド
何はさておき,赤ちゃんが寝る場所が必要ですよね。
ベビーベッドを設置するのが理想的でしょう。
一言にベビーベッドといってもたくさんありすぎてどれがよいのかわからないですよね。
個人的にはハイタイプ(マットを敷く部分が高い)で下が荷物を置けるようになっているものなどがおすすめです。
赤ちゃんを抱きあげる際には身体をかがめることになりますよね。その際にハイタイプの方が腰などへの負担が少なく圧倒的に楽ですよ。
あとは柵の部分が可動式で下げて開けるタイプが何かと便利。
一例をご紹介しておきますね。
ハイタイプを選ぶ場合,高さがある分,赤ちゃんが落下してしまうと重大な事態になってしまうリスクも高まりますので,可動柵部分をきちんとあげておくことを徹底するようにしてくださいね。
設置場所にもいろいろと気を配るのが良いでしょう。
夏冬ならばエアコンを使うでしょうから,エアコンの風が直撃しないかや,逆にエアコンが届きにくく暑すぎたり寒すぎたりしないかなど,留意する必要があります。
2-2.チャイルドシート
もしも自家用車に赤ちゃんを乗せることがあるのであれば,チャイルドシートは法律で義務付けられており必須のアイテムとなります。
新生児用のチャイルドシートの一例には次のようなものがあります。
2-3.赤ちゃんの衣類やおくるみ
退院時の衣装も含め,衣類を準備しておかないといけませんね。
張り切って買ってくるのもよいかもしれませんが,とりわけ衣類はパートナーの好みなどもあると思いますので,よく相談してみることをおすすめします。
2-4.おしりふきとお手拭き
これらはとにかくたくさん必要になってきますので,まとめ買いをしておくのがおすすめ。
西松屋のスマートエンジェルシリーズがお安くまとめ買いできてよいですよ。
2-5.オムツは事前に買うよりも購入タイミングを見計らおう
そう聞いて「おいおい,オムツこそ最も重要じゃないか」と思うかもしれません。
確かにその通りなのですが,実は病院を退院する際に,最初の1パックは持ち帰ることになる場合があります(そうでない病院もあるかもしれませんので確認は必要です)。
その際,病院によってオムツのメーカーが異なったりします。現在のオムツはどこのメーカーのものもそれなりの性能で,特定のメーカーのものだとすぐに漏れてしまう,といったことはそこまで多くはないと思います。
それでも,ほかのメーカーよりちょっと漏れやすいな・・・というものもあったり,あるいはそういった機能性ではなく,病院から持ち帰るオムツと同じ種類のものにすることによって,オムツを替えるパパママが扱いやすいということもあります。メーカーにより,多少テープの仕様が異なっていたりもするからです。
ちなみにわが家がお世話になった病院はこれを使っていました。
最初はオムツ交換も1日10回を超えてきますので,数パックまとめ買いしておくと後で慌てなくて済みますよ。
ただし,赤ちゃんの成長は予想以上に早かったり済ますので,すぐに新生児用のサイズが合わなくなったりすることもあります。まとめ買いのし過ぎには気を付けてくださいね(;^_^
上で紹介したグーンは,オシッコが出た際にオムツに青いラインが浮かび上がってわかるなど,結構便利でしたよ。
2-6.プレママ・プレパパ講座に参加する
お住いの自治体などが主催して行っている,もうすぐ赤ちゃんが生まれるママパパを対象とした講座です。
私も第一子(長男)の誕生前に参加しましたが,平日の実施ということもあってママの参加が多かったです。
それでも,人形を使って抱っこの仕方を体験したりもでき,来るべき時に備え心の準備もできて参加した甲斐がありましたよ。
3.諸々の手続き確認
まず,赤ちゃんが誕生してから2週間以内(国内の場合)に出生届を提出しなくてはなりません。
また,会社にお勤めの場合は赤ちゃんを扶養家族として登録したりする事務的な手続きもあるはずです。
「生まれてからやればいいや」,と思っているとバタバタして抜けが生じてしまったりもしますので,どんな手続きが必要かの確認や,記入書類の準備だけでもしておくと後で慌てなくて済みますよ。
4.まとめ
以上,赤ちゃんの誕生前にやっておくとよいこと9選を,3項目に分類してご紹介してきました。
自戒の意味も込めてパパになる男性にお伝えしたいのは,とにかく「もうすぐママになるパートナーを思いやってほしい」ということです。
そうすれば,どんなことをすればよいのかに思いを巡らせようと努力することになりますし,それでもわからない部分は実際にパートナーに聞いたり相談してみればよいのです。
これから誕生する赤ちゃんを夫婦二人三脚で大切に育てていこうというのであれば,こういったことは必須になってくると思います。
お仕事をされているとそことの両立でご苦労されることもあるであろうということは,自身の経験上も重々お察しします。
されど,女性パートナーは自身の生命を懸けてやがて生まれ来る赤ちゃんを大切に大切に育んでいるんだ,ということを忘れないようにすべきと考えます。
愛するパートナーと,やがて生まれ来る愛すべき赤ちゃんのために,今できることからやってみてくださいね!
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